【製品紹介】移乗の負担を軽減する【天井走行リフト:パートナー,ポータブルパートナー】

【製品紹介】移乗の負担を軽減する【天井走行リフト:パートナー,ポータブルパートナー】 製品紹介

「移乗介助をしていたらふらついてしまった…」
「抱え上げ介助をしていたら腰が痛い…」

介護の中でも負担が大きいとされているものの1つが「抱え上げ介助」です。

利用者の安全を守りながら移乗介助を行うには、介助者の体力やコツが必要です。
そのため、介助の負担が原因で腰痛や転倒のリスクにつながることも少なくありません。

そんな移乗介助の負担を大きく軽減してくれる福祉機器、「天井走行リフト」をご存じでしょうか。
天井走行リフトとは、スリングで身体を包み、電動で釣り上げた状態でレールに沿って移動するリフトのことです。

例えば、介護の現場では「自分より体格の大きな人を抱え上げる」といった場面も少なくありません。
天井走行リフトは電動で移乗を補助してくれるため、介助者の経験や力に頼らず、安全で安心な介護を実現します。

今回は、天井走行リフトのなかでも、株式会社ミクニライフ&オートが提供する「パートナー(BMA301,BMM301)」「ポータブルパートナー」について詳しく紹介します。
「抱え上げ介助をラクにしたい」「安全に移乗できる方法を探している」という方は、ぜひ参考にしてください。


関連:外部リンク(株式会社ミクニライフ&オート

天井走行リフト:パートナー

https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC

参考リンク

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力に頼らない介助を実現する天井走行リフトとは

力に頼らない介助を実現する天井走行リフトとは

車いすからの移乗や、浴槽・トイレの移乗など、利用者を抱え上げる動作は介助者にとって大きな負担となります。
特に体格差がある場合や、移乗を1日に何度も繰り返して行う場合、腰痛や転倒のリスクが高まります。

さらに浴室などの滑りやすい場所では、介助者の熟練したコツが求められるため、安心・安全な介助を行うのは大変です。

天井走行リフト「パートナー」「ポータブルパートナー」は、介助を力に頼らないものに変えると同時に、利用者を安全に移乗・移動する役割を果たします。

ここからは、「パートナー」「ポータブルパートナー」の特徴やスペックを詳しく紹介していきます。

パートナー (BMA301,BMM301)、ポータブルパートナー

株式会社ミクニライフ&オートより抜粋(https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC)

株式会社ミクニライフ&オートより抜粋(https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC)

株式会社ミクニライフ&オートより抜粋(https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC)

「パートナー」「ポータブルパートナー」は最大荷重120kgの電動昇降リフトです。

スリングで包んだ利用者を電動で昇降させることができ、吊った状態でレールに沿って手動で移動させるタイプと、電動で移動できるタイプが用意されています。

本体はバッテリー形式で、充電ターミナルの位置に置くことで自動で充電することができるため、面倒な動作が必要ありません。(「ポータブルパートナー」は本体に充電器をケーブルで接続します)

バッテリーの残量が少なくなった場合は、充電表示機能(ブザー警報)がついているため、充電忘れの心配も軽減できます。

株式会社ミクニライフ&オートより抜粋(https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC)

株式会社ミクニライフ&オートより抜粋(https://www.mikuni-la.co.jp/zhi-pin-rainnatupu-jie-hu-ji-qi-202-1/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC)

レールは天井に埋め込む形式が標準で、比較的、室内で目立たないように設置することが可能です。

部屋を面で移動できる(部屋内を前後左右に移動できる)XYシステムや、直線・曲線レール、走行方向を変更&レールの切り替えができるターンテーブルを組み合わせることで、用途に合わせて柔軟にレイアウトができます。

また、乗移装置を使えば、XYレールシステム(部屋内を自由自在に移動できるレールシステム)から、その他のレールリフトへと移動できるため、部屋間の移動もラクになります。
浴室内⇔脱衣室への移乗・ベッド⇔トイレへの移乗等、吊ったまま移動することが多い場所に効果的です。

安全機能は以下になります。

  • 非常降下装置
  • 空転防止ブレーキ
  • 上限自動停止機能
  • 要充電表示機能(バッテリー電圧低下ブザー警報付き)
  • 充電自動終了機能(充電器)
  • 充電器異常検出機能(充電器)
  • ベルト斜め吊り、ねじれ折り込み検出
  • ベルト逆巻・たるみ検出
  • 電気ヒューズ

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「スリング選び」がカギ?失敗しないためのポイント

天井走行リフトを安全に使うためには、本体やレールと同じくらい「スリング」が重要です。

スリングは利用者の身体を直接支える大切な部分であり、サイズや形状を誤ると「高さが足りない」「身体がずれてしまう」といったトラブルにつながります。

例えば、浴槽をまたぐときには、天井の高さと浴槽のフチの高さ、スリングを使って実際に吊り上げた時の高さ確認が必要です。
この確認を怠ると、昇降の高さが不足し、浴槽のフチに足やお尻が当たって浴槽のフチを超えられない場合があります。

また、レールの位置とスリングの姿勢によっては、手や足、頭が壁などにぶつかる危険もあるため、注意が必要です。
介助者側にとっても、リフト本体やスリングの位置関係によって、スペースが十分に確保できず、介助をしにくくなる場合があります。

天井走行リフトを検討する際には以下のポイントを必ず確認し、天井走行リフトとスリングのセットで検討することが大切です。

  • 利用者の体格や身体状況にあったスリングかどうか
  • 天井の高さ・リフト本体・スリングと利用者の姿勢を踏まえ、移乗・移動に十分な高さが確保できるか
  • 使用する場所(ベッド、浴室、トイレなど)の環境に適したタイプか
  • 介助者がが使いやすい動線やスペースが確保できているか

「スリング選び」を軽視すると、せっかくの天井走行リフトが使いづらくなり、介助が不安定になる可能性があります。
導入時には必ずリフト本体とスリングをセットで検討しましょう。


参考記事

天井走行リフト:グルドマン GH3・GH1Q・GH1(アビリティーズ・ケアネット株式会社)

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実際に導入を検討している場合は、まず専門家に相談することをおすすめします。
専門知識をもった担当者が住環境に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、気になる方は以下のバナーからお気軽にお問い合わせください。

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well99編集部

「福祉」×「建築」を掲げる建築会社です。
福祉住環境コーディネーター
介護保険の住宅改修や、バリアフリーリフォーム、福祉施設の建築などを手掛けています。
建築と福祉それぞれに資格を持った専門家がおり、福祉と建築両方の視点から解説する記事を作成しております。

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