「おうちのお風呂に浸かりたい…でも介助するのが大変だよなぁ」
「抱え上げ介助をすると腰が痛い…」
介護をしていると、どうしても負担が大きくなってしまうのが「抱え上げ」がある介助ではないでしょうか。
ベッド⇔車いす、トイレ⇔車いす、浴室⇔車いす、など一日の間に何度も車いすを移乗する機会があります。
介護の現場では、「女性が男性を抱え上げる」場面も多く、どうしても持ち上がらなかったり、ふらついてしまったりということもしばしばあります。
介護は毎日するものですから、できるだけ無理なくできるようにしたいですよね。
そんなとき、介助の負担を減らしてくれる福祉機器、「天井走行リフト」をご存じでしょうか。
今回は、天井走行リフトのなかでも、株式会社モリトーが提供する「つるべーTENシリーズ C-450」について詳しく紹介します。
「抱え上げ介助をラクにしたい」「安全に移乗できる方法を探している」という方は、ぜひ参考にしてください。
関連:外部リンク(株式会社 モリトー )
天井走行リフト | 株式会社 モリトー |つるべーTENシリーズC-450

参考記事
天井走行リフト:Maxi Sky 2・Maxi Sky 440(アルジョ・ジャパン株式会社)

天井走行リフト:グルドマン GH3・GH1Q・GH1(アビリティーズ・ケアネット株式会社)

天井走行リフト:パートナー・ポータブルパートナー(株式会社ミクニライフ&オート)

製品について詳しいことが知りたい方は、下記のバナーからお問い合わせください。
専門知識をもった担当者が、住環境に合わせた最適なプランをご提案いたします。
介護の負担の大きな場所で活躍する天井走行リフト

天井走行リフトとは、スリングで身体を包み、電動で吊り上げた状態でレールに沿って移動するリフトのことです。
車いすの移乗の際に利用者を抱え上げる動作は、介助者にとって大きな負担となります。
特に体格差がある場合や、繰り返しの動作が必要な場合、腰痛や転倒のリスクが高まります。
浴室などの滑りやすい場所では、介助者の熟練したコツが求められるため、安心して介助を行うのは大変です。
天井走行リフト「つるべーTENシリーズC-450」は、抱え上げ介助を力に頼らないものに変えると同時に、利用者を安心・安全に移乗・移動する役割を果たします。
ここからはつるべーTENシリーズC-450の特徴をご紹介します。
天井走行リフト つるべーTENシリーズC-450

「諦めていた”トイレでの排泄”や”浴槽に浸かること”ができるようになった!」とのお声をいただくことが多い介護リフトの中でも、株式会社モリトーが提供している天井に設置するタイプのリフトが「つるべーTEN C-450」です。
スリングで利用者を吊って電動で昇降し、レールに沿って手動で移動させるタイプと、電動で移動できるタイプがあります。
電動走行リフトは4段階の速度に設定可能で、リハビリなどに使うときには、その人のペースにあわせた速度にすることができるのが魅力です。
耐荷重はパワフルな204kg、身体に器具などをつけていて普段の体重より重い場合でも安心して使えます。


また、つるべーは操作性に優れているのが特徴で、「防滴ハンドスイッチ」はボタンを極限まで減らしておりシンプルなデザインです。利用者とほどよい距離感を保てるよう検証された長さのコードにハンドスイッチがつながっており、無理なく直感的に使うことができます。
液晶ディスプレイも見やすく設定されていて、バッテリー残量やリフトの状態が一目でわかります。バッテリーの消費を抑える自動電源オフ機能がある他、バッテリー残量が少なくなるとアラームでお知らせしてくれる機能もあるので、充電忘れ対策も万全です。
安全設定
- ストラップゆるみ検知・乱巻き防止機能
- スロースタート・スローストップ機能
- 引き紐式の緊急停止と降下装置が装備





天井固定の埋め込みレールをはじめ都市、ターンテーブルなども各種取り揃えています。
壁面固定の後施工も可能なため、設置する部屋のレイアウトに合わせて柔軟なレールレイアウトをすることが可能です。
また、リフト本体は工事不要の据え置き式リフトのレールにも互換性があります。
お部屋の状況に合わせて設置の検討ができて便利です。
製品についてさらに詳しいことが知りたい方は、下記のバナーからお問い合わせください。
専門知識をもった担当者が、住環境に合わせた最適なプランをご提案いたします。
リフト用デジタル体重計MHS-2600
オプションとして、つるべーに乗ったまま体重測定が可能な体重計があります。

価格:242,000円
最大計測可能範囲:2kg~150kgまで
- 最低単位:100g
- 表示部:5.5インチ液晶ディスプレイ
- 使用可能温度:0度~40度
- 計測単位:キログラム
- 製品寸法:120×70×160mm
- 電源:アルカリ単4乾電池6本
リハビリや病院など、健康管理の一環で体重を計ることが多い場合は、とても便利にお使いいただけます。
「スリング選び」がカギ?失敗しないためのポイント

天井走行リフトを安全に使うためには、本体やレールと同じくらい「スリング」が重要です。
スリングは利用者の身体を直接支える大切な部分であり、サイズや形状を誤ると「高さが足りない」「身体がずれてしまう」といったトラブルにつながります。
例えば、浴槽をまたぐときには、天井の高さと浴槽のフチの高さ、スリングを使って実際に吊り上げ時の高さの確認が必要です。
この確認を怠ると、昇降の高さが不足し、浴槽のフチに足やお尻が当たって浴槽のフチを超えられない場合があります。
また、レールの位置とスリングの姿勢によっては、手や足、頭が壁などにぶつかる危険もあるため、注意が必要です。
介助者側にとっても、リフト本体やスリングの位置関係によって、スペースが十分に確保できず、介助をしにくくなる場合があります。
天井走行リフトを検討する際には以下のポイントを必ず確認し、天井走行リフトとスリングのセットで検討することが大切です。
- 利用者の体格や身体状況にあったスリングかどうか
- 天井の高さ・リフト本体・スリングと利用者の姿勢を踏まえ、移乗・移動に十分な高さが確保できるか
- 使用する場所(ベッド、浴室、トイレなど)の環境に適したタイプか
- 介助者がが使いやすい動線やスペースが確保できているか
「スリング選び」を軽視すると、せっかくの天井走行リフトが使いづらくなり、介助が不安定になる可能性があります。
導入時には必ずリフト本体とスリングをセットで検討しましょう。
参考記事
天井走行リフト:Maxi Sky 2・Maxi Sky 440(アルジョ・ジャパン株式会社)

天井走行リフト:グルドマン GH3・GH1Q・GH1(アビリティーズ・ケアネット株式会社)

天井走行リフト:パートナー・ポータブルパートナー(株式会社ミクニライフ&オート)

実際に導入を検討している場合は、まず専門家に相談することをおすすめします。
専門知識をもった担当者が住環境に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、気になる方は以下のバナーからお気軽にお問い合わせください。


