神奈川県横浜市 グループホームS 開所計画【バリアフリー施工事例】
【No.27】2023.12月
新築のグループホームを開所する -車いすを利用することを想定する-
横浜市に新しいグループホームを開設するために、新築工事を行いました。
一見すると普通の一軒家に見え、グループホームらしさを無くし、地域と馴染み密接に関われるよう工夫を凝らしています。
一階は車いす利用想定、グループホームを利用する利用者様が将来的に車いすを使用することを想定して間取りを作成しました。
共用スペースは全員が集まりやすいように動線を設定し、ご利用者様や職員が交流を持ちやすい空間になりました。
場所 | 神奈川県横浜市 |
建物データ | 新築、木造3階建て 寄宿舎 1,2階:障害者グループホーム 3階:オーナー様住宅 |
株式会社トライアングルでは、
バリアフリー・介護リフォームの専門家集団が
「朝起きてから寝るまで」を共に悩み、解決します
バリアフリーリフォームとは家の中を住みやすくする、というでだけではありません。私共は、家の中の障害や不便をなくす事で、よりエネルギッシュに世界と繋がって生活ができることを目標にしております。
「毎日のお出かけが億劫でなくなった!楽しく生活しています」というお声をいただけることが何よりの誇りです。
バリアフリー化の悩み介護リフォームの悩み、なんでもお声掛けくださいませ!
外観 -地域に馴染む、「施設」らしさを無くした外観-
障害を持ちながらも地域で生活するという観念から、「施設」という見た目を避け、一般の一軒家とほぼ変わらない外観にすることにより、横浜の住宅街に溶け込むようになりました。
↑グループホーム入口1
↑3階入口
↑3階への鉄骨階段
↑グループホーム入口2
グループホーム入口は車いすの方が入れるようにスロープを設置しています。
オーナー様の家(3階)の入口は鉄骨階段で上がる方法と1階からエレベーターで上がる方法と2手段あります。
設計・図面
1、2階がグループホーム、3階がオーナー様住宅になっています。グループホーム、住宅共にコミュニケーションをとりやすい対面キッチンをご希望で設置しました。
グループホームは車いす利用想定で設計しており、エレベーターも完備しています。
車いすで転回できるスペースは確保できるか、トイレ・浴室・洗面台の数は適当か、ご利用者様の居室はいくつ作るかなど、何度も話し合いを重ね決定していきました。
ご利用者様の居室数は収支計画にもかかわるため、収支計画も同時にオーナー様と検討し、ご提案いたしました。
コミュニケーションがとりやすい対面キッチン
共有スペースはご利用者様と職員の方がコミュニケーションをとりやすい対面キッチンを設置しました。
玄関から入ってすぐに共有スペースに入れるため、出入りも簡単になり介助の負担を軽減しています。
靴の脱ぎ履きや、雨の日に入ってすぐに水滴を拭く動作をしたいときに、広いスペースで動作ができるのも特徴です。
車いすを利用している方が転回できる広さの廊下
車いすを利用想定ですので、廊下は幅を広くとり、車いすでも方向転換をしやすくしています。
また、扉は引き戸を採用することで、ドアの開閉の動作の負担が少なくなりました。
株式会社トライアングルでは、
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バリアフリーリフォームとは家の中を住みやすくする、というでだけではありません。私共は、家の中の障害や不便をなくす事で、よりエネルギッシュに世界と繋がって生活ができることを目標にしております。
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エレベーターと階段
上階と下階の移動にエレベーターを設置しています。エレベーターは車いすの方でも利用しやすいPanasonicのウェルハートを設置しました。
居室 -明るい室内-
建物の東側に居室を設けたので、朝のさわやかな日差しが差し込みます。
一日の中で多くの時間を過ごす居室は、明るさにこだわって設計しています。
生活がより便利になるように、それぞれの部屋には大きめの収納を用意しました。
共有スペースの大きな収納
階段下がデッドスペースにならないよう、掃除用品などが置ける収納スペースを設けました。
他にも、備蓄や備品の多くなりがちなグループホームのために、廊下に3か所収納を設けています。
浴室・脱衣室/車いす用洗面台
浴室は暖かみのある木目調のユニットバスを採用しました。
ユニットバスの扉を開けて直線状に洗い場を設けるようにしたので、ご利用者様のサポートがしやすくなっています。
洗面台は、車いすの方が利用しやすいように、TOTOの車いす用洗面台を設置しました。
これは、洗い場が座った姿勢に合わせた高さになっており足元のスペースが空いているため、足がぶつからないように作られた洗面台です。
トイレ/車いす対応トイレ
1階は車いす用トイレを設置しました。
車いすの方が転回しやすいよう広く設計しています。手すりなども合わせて設置しており、ご利用者様の立ち座りの動作を助けます。
2階はご利用者様の居室が5つあるので、混雑しないようのトイレを2つ設けました。
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バリアフリーリフォームとは家の中を住みやすくする、というでだけではありません。私共は、家の中の障害や不便をなくす事で、よりエネルギッシュに世界と繋がって生活ができることを目標にしております。
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オーナー様こだわりのご自宅
広く、明るいLDKはソファを置く位置を計算して対面キッチンを設置しました。ワンポイントに青い壁紙を採用し、スタイリッシュなお部屋になっています。
住みやすさ直結する収納スペースは可能な限り広くとりました。3枚引戸を採用することで、収納スペースの中を確認しやすく、また物の出し入れをしやすくなっています。
仕事スペースが欲しいとのご希望でしたので、お部屋の中にあえて建具を入れて間仕切りました。
洗濯ものをしたらすぐ隣の勝手口からバルコニーに出ることができるので、重い洗濯物を運ぶ手間がなくなり家事動線ピッタリです。
ご利用ありがとうございました!
車いす対応のリフォームをもっとみたい方は、下記のリンクよりご覧ください。
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