今回のリフォームは、シニア向け分譲マンションをご購入されたお客様が、これからの暮らしをより充実させるためにご依頼いただいたものです。
新しい住まいで趣味や交流を楽しみ、自分らしい時間を大切にできるよう、入居前にフルリフォームを行いました。
もともとの住まいはレトロ感のある内装で落ち着きはありましたが、現代のライフスタイルに合った快適さやデザインが求められていました。
そこで全体の雰囲気をトレンドに合わせ、明るいリビングや落ち着いた書斎など、日々の暮らしが楽しみになる空間へと刷新しています。
特に大きな変化は、広々としたリビングを3つに区切り、「寝室」「書斎」「リビング」という生活のシーンごとに使える空間に切り出したことです。
これにより、休む時間・趣味を楽しむ時間・人と過ごす時間がバランスよく整い、これからの毎日をもっと豊かに彩る住まいが完成しました。
場所 | 神奈川県横浜市 |
建物データ | 戸建て、リフォーム |
介護を見据えた、今も将来も使いやすい寝室
寝室は毎日の暮らしの中心になる場所だからこそ、まずは「今」の暮らしやすさを大切にしました。
落ち着いた色合いやシンプルな仕上げに整えることで、心からくつろげる寝室に仕上げています。
また、出入り口は将来車いすを利用して生活した場合を考え、扉を外して間口を広くとっています。
「落ち着いて休めること」「今の暮らしを快適に、将来の変化にも対応できること」この両方を満たすように整えた寝室は安心して身体を休め、日々をリフレッシュできる空間となりました。
余暇を楽しむ書斎づくり
新たに設けた書斎は、お客様の暮らしを豊かに彩る空間です。
造り付けの机を配置したことで、読書やパソコン作業などを広々と行うことができ、仕事や余暇を存分に楽しめるスペースとなりました。
大きな室内窓からは光が差し込み、落ち着いた空間をやわらかく照らします。
また、集中した時には、一人で落ち着ける環境に、気分転換にはゆっくりコーヒーを飲みながらリフレッシュできる環境に、小さな空間でありながら、生活の中でメリハリをつけ、心地よい時間を過ごせる場所になりました。
友人を迎えてくつろげるリビングとキッチン
施工前
施工後
リビングは、もともと広い空間だった場所を区切ったことで以前よりコンパクトになりましたが、友人を招いてくつろぐには十分な広さを確保しています。大きな窓からたっぷりと自然光が入り、外の景色も楽しめるため、明るく開放的な雰囲気の中で、会話や団らんを楽しめます。
また、もともとあった味わいのある収納をそのまま残し、新しい空間の中に懐かしさや温もりをプラスしました。
新しさと親しみやすさが同居することで、訪れた人がどこか安心できる空間になっています。
キッチンは最新の設備に入れ替え、調理のしやすさが格段に向上しました。
料理をしながらリビングにいるゲストとも会話が弾み、出来立ての料理をすぐにふるまえるのもうれしいポイントです。
日常はもちろん、友人とのお茶や食事のひとときを、より豊かに彩ってくれる空間となりました。
脱衣室とトイレを一体化して広く使える空間へ
施工前
施工後
別々に設けられていた脱衣室とトイレを一体化しました。これにより、限られた空間でもトイレ周りの動作スペースが広がり、窮屈さを感じることなく使えるようになっています。
広くなったことで、着替えや身支度の動作もスムーズになりました。将来的に介助が必要になった場合でもサポートしやすく、安心感のある設計です。
新しいユニットバスで快適な暮らしを実現
施工前
施工後
ユニットバスは最新の設備へと一新しました。明るく清潔感のデザインに変わったことで、日々の入浴時間がより快適で心地よいものになります。
浴槽や床は保温性に優れ、冬場でも冷たさを感じにくく、身体をしっかり温めることができます。
さらにお手入れがしやすくなったこともポイントです。
汚れが付きにくい素材や、乾きやすい床を採用したことで、掃除の負担がグッと減りました。日々のメンテナンスがラクになり、清潔な状態を保ちやすくなっています。
毎日の入浴は一日の疲れを癒し、リフレッシュする大切な時間です。
新しいユニットバスは、その時間をより快適で安心できるひとときへと変えてくれます。
新たな生活がより充実し、自分らしい時間を楽しめる空間となって、これからを彩っていきます。
ご利用ありがとうございました!
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