いす式階段昇降機は安い買い物ではありません。どのくらい長く使えるかは、導入の際の大事なポイントですよね。今回はいす式階段昇降機の耐用年数を中心に紹介します。
☆こんな悩みの人にオススメ☆
・階段昇降機はどれくらいの期間、使うことができるの?
・1日何回利用で耐用年数は計算されている?
・自分でできるメンテナンスはある?
上記3つの悩みはお金にも関わることなので、知っておきたいですよね。
また大前提として、『階段昇降機』も機械なのでメンテナンスや買い替えも当然必要となってきます。
全ての階段昇降機が同じ耐用年数ではありませんが、一般的にどれくらいが目安なのか確認しておくと安心です。
階段昇降機の耐用年数は一般的に『約10年』
耐用年数は使用頻度によっても変化します。日常で使っている冷蔵庫や洗濯機などと同じように電化製品であるため、使用状態などによって大きく耐用年数は変動します。
10年という数字はメンテナンスをしっかり行い、使用方法も正しく、頻度も1日~回でと計算されて出したものなので、目安で考えておく方が無難です。
1日の使用頻度は『3往復』が前提
耐用年数『約10年』の前提条件として使用頻度は1日3往復です。約10年間で1万回程度は使える計算です。
一般家庭なら1日3回の往復で足りると思われますが、施設などでは何人もの方が使用しますので、期間が多少前後します。
メンテナンスは耐用年数に関わる
耐用年数約10年をしっかり使用するには、定期的にメンテナンスをすることが必須です。
◇自分で可能なお手入れ◇
毎日使う階段昇降機はどうしても汚れが付きやすいため、定期的な清掃やお手入れが必要です。自分で手が届く範囲は極力清潔に保っておくと、快適に使えます。
◇その他メンテナンス◇
1年に1回以上は業者にメンテナンスをしてもらってください。オイルを差したり、摩耗した部分の取り換えや、バッテリーの交換などメンテナンスで見る部分は多岐にわたります。車やエレベーターなどと同じ人の乗る乗り物ですから、安全面を考えてメンテナンスが必要です。
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・バッテリーについて
使用頻度にも大きく影響しますが、一般的な家庭で使用した場合、およそ5年ほどでバッテリーの交換を考える必要があります。直線型はバッテリー駆動ではないものも多いため、ご自宅に設置している階段昇降機がどのタイプなのかしっかり把握している必要があります。
バッテリー駆動のものは、バッテリー交換などの手間がある一方、停電時には止まらずに力を発揮します。一長一短ではあるため、よく検討が必要です。
◇メーカーの保証期間は『1年間』が多い◇
メーカーによっても異なりますが、いす式階段昇降機の保証期間は1年間が多いです。実はいす式階段昇降機だけではなく家電製品の多くは1年間なんだそう。新品の製品に不備があった時に問題が起きるのは1年以内が多いということなんでしょうね。
機械の初期不良の場合、保証期間内なら無料で修理してくれるケースが多いため、もし問題が起きた場合は一度保証期間対象かもチェックするといいかもしれません。(※お客様責の故障の場合は原則的に保証の対象にはなりません)
定期検査について詳しく知りたい方は下記を併せてご確認ください。
いかがでしょうか。いす式階段昇降機の耐用年数は一般的に10年です。メンテナンスを定期的にすることでより長く安全にお使いください。