株式会社スギヤス製の「昇助くん」シリーズから屋内直線用の「NRO9」を紹介します。
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昇助君NRE9-『どんな曲がりにも対応』出来る究極モデル-
昇助君シリーズNRE9は、数少ない国産メーカーが日本の家に合わせて設計しています。完全受注生産のため、階段によってオーダーメイドでレールを曲げられます。小回りのききやすいのも特徴です。
メーカーは20年以上の経験と累計販売台数2万台に迫る実績を持つ株式会社スギヤスで、座面の高さも日本人に合わせて海外メーカーのものより低く、車いすからでも乗り降りしやすい設計になっています。
カラーバリエーションはブラウン、キャメル、の2種類、防滴加工が施されたシートです。
定員1名、積載92㎏。階段角度は0~53度が対象です。
上階側での安心乗り込み
上階側乗り降り部分のレールを伸ばして、平坦な場所で安全に乗り降りしていただくことができます。(オプション)
POINT!
直線型がつけられる階段でも、「上の階で安全に乗り降りしたい」「介助する人のために十分なスペースが欲しい」などの理由で曲線型の昇降機を選ぶ方が一定数います。
また、ひじ掛けの部分が上に折りたため、座面も低めに設定されているため、車いすの方の乗り降りもしやすい設計になっています。
バッテリー駆動
停電時でも安心。バッテリー駆動方式を採用しているので災害時でもご使用いただけます。
POINT!
地震、台風など災害が多い日本では、停電時の対策は必須です。バッテリー駆動式を採用しているため、万が一の時でも安心してご利用できます。
バッテリーは消耗品のため、点検や何年かに1回の交換も必要です。保守・点検についてはこちらをご覧ください。
オートパワーオフ機能
充電されていないと自動的にバッテリーが落ち、バッテリー劣化を防ぎます。また復帰スイッチを押すと通常状態に戻ります。
POINT!
大前提としていす式階段昇降機は「普段動かない機械」です。より正確に言えば「スイッチを押しているとき以外は動かない機械」になります。そんなの当たり前では?と思う方もいると思いますが、その当たり前が安全のために大事なのです。安全に稼働するための手順から離れた場合は必ず停止するように設計がされています。ガバナ装置もそのひとつ。故障かな?と思ったら、まずは稼働する際の手順が正しいか確認をお願いします。
故障かな?と思ったらこちら
雨に濡れても大丈夫
保管用カバーも付属され、ねじはステンレス、スイッチは防滴加工を施しています。写真は防水カバーをかけた状態です。
POINT!
いす式階段昇降機は本体制御の基盤部分がいすの下についています。使用時以外は極力カバーをかぶせておく方が安心です。
いす式階段昇降機の機種一覧は下のリンクを併せてご確認ください。
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